人気ブログランキング | 話題のタグを見る

起承転結

 カンパーニュを立ち上げて丸23年、
 その間に12軒の店を開いた。

 あと2ヶ月半で24年目を迎えるにあたり、
 考えるのは、
 起承転結の『起』に戻ることだ。

 それは何かと自問自答すれば、
 料理屋の基本である「一皿に気持ちを込める」ということ。

 その実現のために『起』に戻ろうと思う。



 飲食店の仕事は日々同じことの繰り返しです。
 高い理想を掲げ取り組んでいるつもりでも、
 せっかくの料理が冷めていたとか、
 サービスがゆるかったとか、
 備品が揃っていなかったとか、
 色んなほころびが出てきます。

 だからこそ経営者は現場にアンテナを張って
 本来あるべき姿に引っ張っていく、
 戻していくことを地道に考え続けることが
 大切だと思う。




 僕が各店舗に求めるのは基本的に三つ。

 1 お客さんを喜ばせてください。
 2 コンセプトをはずさない。
 3 予算に則した利益をあげてください。




 社長試食や監査、
 料理やサービスのチェックを
 アウトソーシングしたり、
 昔からやり続けてきたことや、
 新しく取り入れたことなど
 さまざまな活動をやってきた。


 でも これがルーティンになると、
 現場は、

 指摘されたから直すとか
 指摘されないよう行動するとか、

 視点がずれて、
 往々にして主体性を欠いてしまう場合もある。




 現場のひとが

「なぜお客様が来てくれるのか。」
「なぜお客さんが来てくれないのか。」

 を、
 自分達が自分達自身で
 主体的に考え行動できる組織は
 やはり強い。


 そんな組織作りの第一歩として
 あらためて
 『起』から始めて行きます。


起承転結_d0101515_193594.jpg

  by carlo-k | 2011-06-08 19:06 | 仕事

<< ヘルシーランチ NEW!! >>

SEM SKIN - DESIGN by SEM EXE