畑の伝道師
急流が作り出した絶壁が約8kmにおよぶ、
景勝地として名高い大峡谷の手取峡谷と
清流が美しい大日川にはさまれた鳥越村の一角にその伝道師はホームを構えている。
彼が扱う野菜のおいしさに ”本物” を感じてお世話になって丸2年、
季節の変わり目ということもあって、「野菜の聖地」を訪ねた。
彼のホームから車で10分ほど山にはいったところに
こだわりの手法で農業をされている生産者さんを紹介してもらった。
冬ともなれば
2mを超える雪にうもれる地域にあるその畑は
正に「露地農法」と呼ばれる、
促成栽培のものとは
最初の発想から違うものだ。
土にこだわり、
風にこだわり、
なによりも水が大事だといい、
正真正銘の無農薬の畑から生み出される野菜たちは
そのものの味が濃く
ほんとうに力強い。
むかし、
イタリアで働いていた時に感じた野菜の旨さと
同じ凝縮感がここにはある。
このひと、
怪しいタイ人の露天商ではありません。
彼こそ
鳥越村の「畑の伝道師」
白山エコマルシェ取締役の澤田氏だ。
鳥越の土地を愛し、
生産者さんとの意見交換をしながら
ユーザーとの架け橋になることに喜びを感じる人だ。
因みに彼が焼いているのは
『米粉の大判焼き』。
そう、
畑の伝道師は大判焼きも作っちゃうのだ(^O^)
by carlo-k | 2015-06-06 08:56