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「乳と卵」

「ちちとらん」
って読むんです。

第138回芥川賞作品で川上未映子の小説を読んだ。

豊胸手術を受けたいと切望する母親と、
それに反発する娘のドラマを、母親の妹の視点
から描いている。

女性であることを通じて
「わたしとは。」
「生きるとは。」
とゆう命題に真摯に向き合っている。

文章のリズムが良くて、大阪弁の声が聞こえてきそうな
小気味よさもあって、一気に読んだ。

この作家、デビューからわずか1年で受賞したそうだ。

  by carlo-k | 2008-05-10 16:49 | 趣味

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