夢
きのう、夢をみた。
以前イタリアで働いていた時、
仕事に詰まって
ミラノ郊外にある古いBAR(バール)に良く通いました。
4~5時間 ボケッと居座り
時々神妙な顔をしているヘンな東洋人。
でも、ギャルソンたちは
物珍しそうな目で見ることもなく、
かといって馴れ馴れしくもなく、
きわめてフラットな距離感で。
それがものすごく心地よくて
また「頑張ろう。」って気持ちにさせてくれました。
再現したいのは
空気感であって、器じゃない。
僕が幸せを感じたミラノのBARのひとときを
お客様にも感じてもらいたい。
見てくれだけおしゃれで
ほんのいっとき爆発的に注目される店よりも
ずっと愛される店でありたい。
ミラノのBARのように
長く、長く、愛される店を。
カンパーニュのレストランやカフェも
そうありたいと願っているんです。
そのためには、
たんなる物まねや大げさな仕掛けよりも
「どんな時間をお客様に過ごしていただきたいのか。」
やっぱり
一番にくるのは、この思いだと思う。
by carlo-k | 2012-09-17 15:07 | 仕事