向上心
先日
某居酒屋チェーンのオーナーと話したとき、
「うちはねえ、美味しすぎる料理は出さなくていいの。」
効率や生産性を考えると
手間がかかりすぎることは
結果的に顧客満足に繋がらない…
という話だった。
ちょっと、寂しかった。
企業として飲食店を経営する以上
一定の妥協ラインや簡素化などは否めず
その考え方は一理あると思うが、
自分が ”美味しい” と感じるものを
提供する信念を持っていることが飲食店のミッションだし、
それが最低限のお客様との約束だと思う。
手間がかかったり
非効率的なところにこそ「豊かさ」があり
それらがあるから
お客様が感動したり感激したりする。
そして、
それに触れることで
料理人やサービスマンが達成感や充実感を得れるのだ。
by carlo-k | 2013-12-15 13:43 | 仕事