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武士の一分

先日、レイトショウで観てきた。

平日のレイトは、300人前後は入るホールに
10数人しかゲストがいないことが多くて
カップル席に、コーヒーをすすりながら陣取ると
それだけで贅沢な気分があじわえて、なかなかお気に入りなんです。

で、

やっぱ木村拓哉ってかっこいいです。

顔もいいのかもしんないけど、

  色気がある。

  華があります。

男も女も、色気や華があるひとって素敵ですよね。




近習組に勤める下級武士の三村は、毒見役に嫌気が
さしながらも、美しい妻・加世と中間の徳平と平和な
毎日を過ごしていたが、ある日 貝の毒にあたり
視力を絶たれてしまうんです。

三村が加世に離縁を言い渡すシーン
里芋の煮物から、加世の存在をあてるシーンに
涙腺が、緩んだ!ゆるんだ!
元宝塚の壇れいも、すごく美しかったです。

「たそがれ清兵衛」に続く、山田洋二監督の
時代劇ではあるけれど、現代にも通じる
人々の心情が丁寧に描かれていて、心に残った。

ただ・・・・

映像は監督のものであり、原作とはべつものだとは
重々わかってるつもりだが、
藤沢周平原作「隠し剣シリーズ」を読み込んだ
者にとっては、ちょっと不満の塊が ひとつ、ふたつ。
特に、最後の600~700文字程度がキモなのに
あの表現はないだろう・・・・

と、寂しくもありやんした。

  by carlo-k | 2007-01-31 19:48 | プライベート

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