ミラノから高速を飛ばしてトリノへ。
ピエモンテはイタリアの北西に位置する州で
北はアルプス山脈のスイス国境、
西へ2時間も走ればフランスだ。
「山の足」という名の通り
アルプス山脈の麓に広がるワイン産地は壮大なスケール。

気候はイタリアにしては厳しく寒くて雪の多い冬、
乾燥した夏、
そしてぶどうの収穫期には霧が発生する土地だという。
高級ぶどう品種「ネッピオーロ」は
この霧「ネッビア」が出る頃に収穫期を迎える事からついたのは
有名な話。

今回は、
事前に予約して伺った「ATTILIO GHISOLFI」へ。
典型的な家族経営のワイナリーだ。
4代目のジャンマルコさんは物腰柔らかく、
早口で「もう350年以上も続いてるんだよ。」
と教えてくれた。

ピエモンテといえば
バローロ・バルバレスコ・バルベラ・ドルチェット・ガヴィetc
トスカーナ州と並んで大きなワイン産地。
その中でも ”ネッビオーロ” を中心とした
赤ワインはとても美味しいけど、
飲み頃までにある程度の年月がかかるし、
なにより高い。
なので
そのほかの地ワインで
安くて良質なものを探すのが今回の目的。


09のBAROLO。
酸が強くタンニンも尖ってる。
まだまだな感じ。


氏曰く、
今年は雨が多くてぶどうの生育が今ひとつだと。





これから、
バルバレスコへ向かいます。