プロフェッショナルなホスピタリティで定評のある
リッツ・カールトン・ホテルの若手社員研修資料に、
”関心力” を磨くことが重要だとありました。
ひと(お客様や仲間)に喜んでもらうには
そのひとに関心を持つ習慣が大事だと。
次に、
変化に気づく ”洞察力” 。
喜んでもらう表現や言葉を考えれば ”表現力” が高まって、
実際に声をかけることで ”行動力” も向上する。
これらの流れは
コミュニケーションのいわば基礎であって
まずは
基礎を「習慣」にすることこそ大切だとありました。
読んでみて
その上で考えてみれば
至極当たり前のことだけれど、
それらをチームとして
文化として育んでいくには、
一人ひとりの再認識って大事ですね。
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by carlo-k
| 2017-07-27 14:13

僕らが
料理やスイーツ、ワインなどを提供するときに
大切なことは
お客様にとっての付加価値を高めること。
先日、
ウナギ専門店に行った時のこと。
ピクピク動いてる心臓から、
首肉や内蔵など
様々な料理法で食べさせてもらった。
「鰻はねえ、蒲焼や白焼きだけじゃないのよ!」って。
なんか、
ウナギにもこんな食べ方があって
部位ごとに食せるんだという概念を教わった気がしました。
逆に言うと
自分の知らないことを
情熱を持って教えてくれることが
その店の魅力(付加価値)になっているんです。
ひとは
自分の知らない物語を付与されたときに視点が変わります。
『なるほど~、勉強になったわ!』
『これはひとに自慢したくなるな!』
というのが大事ですね。
作り手側は
「美味しいものさえつくっていればわかってくれる」
と思いがちだけど、
食べる側は微妙な味の違いには
往々にして気づかないことが多いものです。
だからこそ、
そのこだわりを熱心に伝えることで
お客様が食事をするときの楽しみが膨らんで、
付加価値につながる。
物語を語ることが、商品の価値を上げるわけです。
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by carlo-k
| 2017-07-10 17:33